岐阜県でも、2~3 年先に開始できればいいかなと思っております。どちらかというと、岐阜大学の先生が進めておられるのが現状で、項目はSCIDとライソゾーム病で3~4疾患だったと思います。
まず、私どもとしては、SCIDを検査できるような体制づくりということで、社内的にも機械を買っていただかなくてはいけませんので、2~3年後の予算ということでお願いするための資料づくりを進めております。
岐阜県では、もともと同意書を岐阜大学が2~3年前から取っていただいております。検体自体に関しても岐阜県内のものについてはSCIDとライソゾーム病の検査に使ってもいいですかという同意書を取得しているので、やりやすい環境にはあるかなと思っております。
SCIDに関しては、大学のほうで先に検査を開始し、めどがある程度立てば、私どものほうで引き継いで検査を行うことで進めています。今、同意書が取れている検体に関しては全部、岐阜大学にお渡ししていますので、ライソゾーム病もSCIDもどちらかというと大学で実施されている状態です。同意書は県の了解を得て、来年度も引き続き行うということで、3年ぐらいは同意書がとれると思いますので、その検体を使わせてもらい、私どものほうでも機械を買った後、検討を開始していければと思っております。
ろ紙の作成、あと、産科医の説明などもこれからで、2~3 年後の準備に向けて少しずつ行っていくというのが現状です。